屋根修理の訪問営業は要注意!被害を回避する方法
2024/01/09
屋根修理の訪問販売でトラブルになるケースは少なくありません。この記事では、悪質な屋根修理業者の訪問販売でよくある手口とその対策について解説しています。自分は大丈夫と思っていても、いざ訪問販売がやってくると、うまく対応できない可能性があります。いざという時に備えるためにも、ぜひ参考にしてください。
屋根修理業者の訪問販売トラブルは少なくない
普段屋根のことをそれほど気にしていない人は多いのではないでしょうか。そのようなときに急に屋根修理業者がやってきて、屋根の不具合を指摘してくることがあります。
特に雨漏りなどをしているわけでもないのに、修理業者に「屋根が破損している」と言われると不安になるでしょう。中にはその場で修理業者から修理を提案され契約してしまう人もいるかもしれません。一方で、このような訪問販売の中には契約金額が不当に高いケースもあり、トラブルとなることもあります。
屋根修理業者による悪質な訪問販売の手口
ここでは屋根修理業者の悪質な訪問販売の手口を紹介します。いつ屋根修理業者が不安を煽るような形で訪問販売してくるかわかりません。いざという時に備えるためにもぜひ参考にしてください。
近くで工事をやっている
悪質な屋根修理業者の訪問販売のよくあるケースとしては「近くで工事をやっている」というものです。近くで工事をしていてたまたま屋根の不具合を発見したとして、修理を提案してきます。このような場合、実際には近くで工事をしていない可能性が高いです。そのため、業者のスタッフにどこで工事をしているのか質問してみてください。具体的な回答が得られなければ要注意だといえます。
屋根が割れている
屋根が割れている、雨漏りをする恐れがあるなど、屋根の破損や劣化を指摘し、不安を煽るケースも少なくありません。たまたま近くを通りかかったといった理由から訪問してきて、「このまま放置していると危険なので修理させて欲しい」と伝えてきます。また、屋根を見させて欲しいと言い、登ろうとするケースもありますが、屋根には絶対に登らせないようにしてください。これは、登っている間に屋根をわざと壊して修理が必要な状態にするケースがあるためです。そもそも普段からその家に住んでいる人でも気づいていない破損に通りかかった人が気付く可能性は低いと考えられるため、このようなケースにも注意してください。
屋根修理業者の悪質な訪問販売への対策
ここでは屋根修理業者の訪問販売への具体的な対策を紹介します。急に業者がやってきた場合、慌ててしまってうまく対応できない可能性があります。そのような時に備えるためにも、ぜひ参考にしてください。
断り文句を用意
事前に断り文句を用意しておくと、スムーズに対応できます。ポイントは、業者が話を始めたらすぐに用意しておいた断り文句を伝えることです。話を聞いてしまうと相手に長居される可能性があるため注意してください。具体的な断り文句としては以下のようなものが挙げられます。
「お断りします。」
「知り合いに屋根工事の専門店で働いている人がいるのでその人に相談します」
「持ち家ではないので決められません。」
など
これらを伝えても帰らない場合は「警察を呼びますよ」と伝えるのも1つの方法です。
屋根に登らせない
先ほども説明しているように、屋根に登らせるとわざと破損させる恐れがあるため、屋根に登らせないことも重要な対策となります。中には、登って降りてきたときに「修理しておきました」として修理代金を請求してくるケースもあるため注意してください。
名刺をもらう
屋根修理業者が訪問販売にきたら、まずは名刺をもらうようにしましょう。そして、名刺をもらったら会社名や会社の所在地、屋根修理の実績などをチェックしてください。インターネット検索で出てこない、口コミの評判が低いといった場合は悪質な業者の可能性があります。
また、悪質な業者の場合、担当者が名前を名乗らないほか、名刺を渡さない、会社名を伝えないといったケースもあります。このような人は信用してはいけません。
万が一契約してしまった時はクーリングオフを
自分は悪質な業者に騙されることはない、と思っている人でも、いざそのような状態に直面すると焦ってしまい適切な判断ができない可能性もあります。場合によっては契約を結んでしまうこともあるでしょう。
契約をしてしまった場合、クーリングオフ制度を使うことでキャンセルすることが可能です。クーリングオフとは、契約を締結した場合でも、一定期間内であれば無条件で契約を撤回したり・解除したりすることができる制度のことです。
訪問販売の場合、申込書面または契約書面のどちらか早いほうを受け取った日を基準として8日間まで申し込みできます。
クーリングオフができるかどうか不明、手続き方法がわからないと言った場合は、最寄りの消費生活センターなどで相談してください。
悪質・優良業者の見極め方
ここでは屋根修理の訪問販売を行う企業で、悪質な業者と優良な業者の見極め方のポイントを紹介します。いざという時のためにもぜひ参考にしてください。
悪質業者の特徴
悪質な業者の特徴としては、以下のような点が挙げられます。
・会社名・氏名を言わない
・屋根に登らせて欲しいと言う
など
悪質な業者は、素性を知られたくないため、自分が誰なのかを名乗ろうとしません。また、先述の通り屋根に登って屋根を破損させたうえで「やはり修理が必要ですね」といった形で修理契約を迫ってきます。そのため、よくわからない業者が訪問販売にきたら名刺をもらう、屋根には登らせないといったことを徹底する必要があるでしょう。
優良業者の特徴
優良業者の特徴としては、以下のような点が挙げられます。
・会社名・氏名を教えてくれる
・名刺を渡してくれる
・実績が豊富
・すぐに契約を迫らない
など
基本的には悪質な業者のポイントと真逆となりますが、優良業者の場合、自分がどこの誰なのかをまず示してくれます。名刺を渡してくれる可能性が高いため、後からインターネットで調べることもできるでしょう。また、調べてみると実績が豊富で口コミの評判もいいといったケースが多いでしょう。また、すぐに契約を迫らず、じっくり検討する時間を与えてくれる点も特徴です。
まとめ
今回は、屋根修理の訪問販売の手口や対策などについて解説しました。ある日突然屋根修理業者を名乗る人が自宅にやってきて、修理が必要と不安を煽り工事の契約を迫ってくるというケースは少なくありません。また、工事費用が高く、トラブルとなる可能性もあります。
このような事態を回避するためにも、事前に断り文句を用意しておく、屋根には絶対に登らせない、担当者の名刺をもらうといった対策を行うことが大切です。本当に屋根修理が必要だとしても、依頼する際は安心して任せられる業者を選ぶことがポイントとなります。
株式会社ハジメは、千葉県千葉市を中心に、屋根葺き替え工事・カバー工法といった屋根修理・雨漏り修理をはじめ、屋根板金工事・雨樋工事など、屋根に関する工事一式を行なっている屋根修理の専門店です。「適正な屋根工事を、適正な価格で」をモットーに、現地調査およびお見積もりは無料でおこなっております。
千葉市にて屋根の点検やメンテナンスをご検討の際は、ぜひ株式会社ハジメにご相談ください。