千葉市緑区にて雨漏り修理〈セメント瓦からの葺き替え工事〉
2023/12/25
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
千葉市緑区にて雨漏り修理のご依頼です。
天井に雨染みが出来ていると、弊社にご相談がありました。
調査に伺ったところ、瓦屋根の下に敷いてある防水シートが経年劣化により破れていたことが原因で、下地が傷み雨漏りが発生しておりました。葺き替え工事をおこない屋根の下地から新しくしていきます。
今回は千葉市緑区にておこなった雨漏り修理に伴う葺き替え工事の様子をご紹介します。
施工前
築50年が経過したセメント瓦の様子です。
今回が初めてのメンテナンスとのことで、セメント瓦自体もかなり脆弱しておりましたが、防水シートが破れていたことにより雨水が屋根の下地(野地板)まで浸透してしまい、雨漏りが発生してしまいました。
瓦は屋根材の中でも耐用年数が長く50年以上とも言われています。しかし防水シートや漆喰など瓦以外の部分には定期的なメンテナンスが必要でメンテナンスを怠ってしまうと今回のように雨漏りに繋がります。
▷参考記事:セメント瓦の雨漏り原因とメンテナンスについて
施工中の様子
既存の瓦の撤去
まずは既存の瓦と葺き土(ふきつち)を撤去していきます。
以前は多くの瓦屋根に使用されていた葺き土ですが、近年では屋根が重くなり、耐震性の問題から使用される機会が減少しております。
全ての瓦の撤去が完了しました。
所々、野地板に穴が空いてしまっております。
野地板施工
新調した野地板の取り付けをおこないました。
葺き替え工事は、屋根の下地からやり直すことで新築と同様の屋根へ生まれ変わります。
▷参考記事:屋根の「野地板」とは?役割や種類について
ルーフィング施工
野地板の上からルーフィング(防水シート)を施工していきます。
ルーフィングは、室内を雨水から守る重要な役割があります。
新規屋根材施工
新しく屋根材には、軽量で他の屋根材と比べて安価なアスファルトシングルの「アルマ」を葺いていきます。
お客様の「なるべく工費を抑えての修理」をご希望でしたので、こちらの屋根材をご提案いたしました。
▷参考記事:ニチハの「アルマ」とはどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを解説
貫板・棟板金の取り付け
屋根の頂部である棟に貫板と棟板金を施工して完工です。
完工
「アルマ」は意匠性も高く気に入っていただけるお客様の多くいらっしゃいます。
担当者からのコメント
この度は株式会社ハジメにご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
葺き替え工事をおこなったことで、雨漏りは完全に止まりました。また屋根が軽量化したことで耐震性も高くなり、雨漏りと地震などの震災への心配もなくなりました。今後は屋根の心配をすることなくご安心してお過ごしいただけます。
弊社では、カバー工法などの屋根修理はもちろんのこと、雨漏り修理のご依頼も迅速にご対応致します。
雨漏り修理で大切なことは、原因を正確に突き止めた上で、「どこまで修理するのか?」をお客様にヒアリングさせて頂くことです。
屋根修理の専門家として、ハッキリと意見を述べさせていただく場合もございますが、お客様のご要望に沿ったご提案をいたします。
千葉市にて屋根修理や雨漏り修理など屋根に関するご相談は、株式会社ハジメにお任せください!
工事の概要
現場住所 | 千葉市緑区 |
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施工内容 | セメント瓦からの葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日(職人2名) |
使用屋根材1 | アスファルトシングル アルマ(ニチハ株式会社) |
使用屋根材2 | 防水シート:PカラーEX+ |
施工面積 | 150万円 |