千葉市中央区にて雨漏り修理・屋根修理〈築30年横暖ルーフへのカバー工法〉
2024/07/17
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
屋根からの雨漏りにてご相談を頂きました。
築30年程の戸建てでメンテナンスは今までされていませんでした。
早速、雨漏りの調査をさせて頂いたところ、雨漏りの原因はトタン素材のパラペット部からと判明しました。
経年劣化でひどく錆びついてしまったためです。
屋根部分に関しては耐用年数が切れていましたが、下地としての耐久性は問題がなかったため、カバー工法による雨漏り修理をご提案させて頂きました。
千葉市中央区にて行った雨漏り修理・屋根修理のご紹介です。
施工前の様子
こちら施工前の様子です。
写真からも分かる通り、屋根材の劣化が全体的に見られます。
雨漏りの原因となったのは屋根の端に取り付けられたパラペットからです。
パラペットとは雨水を屋根の勾配や自然の流れに任せず、一時的にその内側の雨樋に流れるようにし、防水する役割で取り付けられています。
防水に深く関わる部分ですので、メンテナンスを怠ると雨漏りの原因となりやすく、定期的な点検が必要になります。
こちらのパラペットはトタンでできており、経年劣化でかなり錆が進行してしまっていました。
幸いにも屋根側の下地には問題が無かったため、カバー工法にて施工を行わせて頂きます。
施工の様子
まずは既存の屋根材の上からルーフィングシートを張り付けていきます。
防水シートと呼ばれるもので、屋根材の隙間から入り込んだ雨水を防ぎます。
二枚目は雨水が集まる部分にガルバリウム鋼板の板を加工したものを取り付けます。工場で作成できないサイズのものなので代表が手作業で作成しました。
横暖ルーフαs葺き
その後、新しい屋根材を被せていきます。
新しい屋根材には「横暖ルーフαs」を使用致しました。
ニチハ株式会社より、製造・販売されている”ガルバリウム鋼板”の屋根材です。
断熱材が一体成型された金属屋根材で、軽量かつ、断熱性と耐候性に優れた高機能な屋根材です。
棟の取り付け
最後に棟の取り付けです。
屋根の頂点を棟と呼び、板金でカバーされているため「棟板金」などとも呼ばれています。
屋根の頂点にある棟板金は、日光や風雨の影響を最も受けやすく劣化しやすい箇所でもあります。
よくあるケースでは、「棟の釘が錆びてきた」「台風で外れた」などが挙げられる。
どれも雨漏りに繋がってしまう恐れがあるため、メンテナンスが欠かせません。
また、棟の下地には「貫板」と呼ばれる下地材が取り付けられており、棟を固定しています。
基本的には木製の物が使用されていますが、最近では樹脂製やアルミ製のものなども存在します。
屋根部分の修理はこれにて完了です。
パラペット
屋根部分が完了しましたので、後はパラペット部分の修理になります。
こちらもガルバリウム鋼板にてカバーを行うため、下地の固定材を取り付けていきます。
立ち上がりの壁から笠木まで、全てガルバリウム鋼板でカバーを行い完工です。
トタンと異なり、耐用年数は20から30年とされているため、雨漏りの心配もこれで解消されました
担当者のコメント
この度は「株式会社ハジメ」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
防水性を高めるためにパラペットは陸屋根に必須とも言えるわけですが、今回のお客様宅のように、その他の形状の屋根にも設置されるケースがございます。
建物の外周4方全部に設けられることもあれば、建物の外周1面のみに設けられることもあります。
なにより、パラペットは非常に雨漏りを起こしやすい箇所ですので、内側の排水溝や箱樋、上端の笠木、雨がかかりやすい外壁やサッシ周辺などに注意が必要です。
株式会社ハジメは千葉県千葉市を中心に、屋根修理・雨漏り修理をはじめ屋根板金工事・雨樋工事など、日々屋根に関する工事を皆様にお届けしています。
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工事の概要
現場住所 | 千葉市中央区 |
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施工内容 | 雨漏り修理・カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
施工期間 | 1週間 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフαs |
施工面積 | 110万円 |